シンリード@理系読書

理系大学院生による書評と読書感想文

「転職と副業のかけ算」転職で年収が上がる!?【要点まとめ・レビュー】

転職と副業のかけ算 moto

満足度 ★★★★☆

著者はブログやツイッターでも活動をしているmotoさん。現在の年収は本業1000万、副業で4000万稼いでいるそうです。転職や副業をする人は、どんどん増えてくると思うし、自分も視野にしっかり入れておきたい。

【要点&感想】

 本書では、サラリーマンでいることのメリットを享受しながら個人で稼ぐという手堅い立場をとっている。サラリーマンの経験をTwitterやnoteを通して発信して資産にもできるのだ。

 まずは筆者の経緯。筆者は短大出身です。4年制の大学に行くよりも、短大を卒業して2年はやく働くことがメリットであると考えていました。そして、最初に就職した場所は近くの年収240万のホームセンター。大手の会社の内定を持っていたのにも関わらずです。ではなぜその道を選んだのか。それは入社後にやるべきことの解像度が高かったからであるという。そこから、さらに転職をすることで年収を上げていったのがmotoさんです。

  筆者は「転職で年収を上げるには今いる会社で成果を出す必要がある。」と述べています。 また、常に市場価値を意識しており、どこでも活躍できる人とは組織を成長させられる人と述べています。 そして、サラリーマンが市場価値を上げるキャリアとしては①出世、②職種のスペシャリスト、③業界のスペシャリストの3つである。

また本書では転職の際に考えるべきことを多々述べている。

  • 「自分が成長できる企業はどこか?」という考えにはどうしても受け身のスタンスが出てくるため「自分が成長させたい企業はどこか?」という視点も大事。
  • 経歴書には自分を採用するメリットを書く。このとき重要なのは社内評価という結果の部分だけではなく、個人として何ができるかというどうやっての部分も大事。
  • 転職のベストタイミングは仕事が最高潮のとき
  • 軸ずらし転職。職種×業界で年収の大枠が決まり、年収が高い業界もしくは職種に転職する。

などなど。

 最後にはサラリーマン向けのおすすめ副業も述べている。中でもコンテンツ配信が最もリスクや負荷が小さいという。「何を発信するか」。結婚や車などの重要な意思決定シーンは情報を求めている人が多くおすすめらしい。そして喉元過ぎればの分野で、発信者も少ない。

 具体的な内容も含まれていて、今後の生き方の参考になる一冊だと思います。