シンリード@理系読書

理系大学院生による書評と読書感想文

【書評】ブチ抜く力 与沢翼という男

ブチ抜く力 与沢翼 著

ブチ抜く力

ブチ抜く力

 

与沢翼という人がめちゃくちゃお金を稼いでいる人というのはなんとなく知っていたが、具体的にどういう人なのかよく知らなかったので気になって読みました。

 

【感想】

 最短・最速の目標達成プランを持って一つのことに集中してブチ抜いていく。これが与沢翼という男のスタイル。飛行機でも最もエネルギーが必要なのは最初の離陸であり、離陸さえしてしまえば楽になり後は長期で走り続けるだけ。そんなことを投資でもダイエットでもやってのけている人である。

 まず投資については"ファンダメンタルズが良くて風が吹きそうなもの"に投資する。ストップ高などから風のきざしを感じ、その風が本物かどうかを見極めるのはファンダメンタルズ。ファンダメンタルズとは、財務表を正しく読める力や、含み資産(財務表等にも見えないもの)を正しく評価できることである。世間からまだ評価されていないものを評価する力が本当の投資力であるという。また、投資にはお金以外の長期的展望を持つこと、継続することで運を上回る成果を生み出すということは覚えておきたい。他にも、最初は小さく始めて好機を見つけたらアクセルを踏み込むこと、10億あったら何をしたいかなど投資対象を探すクセ、投資のポジションを0にしていないかなど投資術について様々書かれていた。

 またダイエットについても投資に似た感覚を持ってブチ抜いていた。やはり初動が大事で、いかに最短で離陸するかに重きを置いている。急に痩せると不健康と思うかも知れないが、彼の理論ではデブという状態がすでに不健康であり、逸早くデブから脱出しなければならないという。2ヶ月の断食をするなどファンキーなダイエットだが、これを可能にしているのは、周りの環境、時間やお金、精神的な余裕があったから。

 3週間で徹底して情報収集しセンターピンを設定する。そして3週間徹底的にやりきる。このように情報や時代の流れというものに敏感になって、やり抜くこと、種を巻き続けることが大事に思う。

 

満足度 ★★★☆☆