シンの読書日記

理系大学院生による読書中心の日記。

【書評】たった一人の熱狂 見城徹という男

たった一人の熱狂 見城徹 著 

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

 

 

【本書内容および感想】

 本書では、見城徹のこだわり抜いた生き様が描かれている。この人の言葉は、端的ながら人の心に深く落とし込まれるような重みを持った言葉である。見城さんは成功者に感じるが,その裏には圧倒的な努力が存在する事を忘れないでいたい。安目を売らず,不安に怯える時でも進み続け,その上で数字という結果からは逃げずにいる。本書で印象的であった事は、必要なのは人脈でなく「癒着」という事だ。お互いがお互いを必要とする関係だ。見城さんほど,義理・人情・恩返しが徹底されている人間は,確かに頼り尽くしたくなると感じられた。「君がなんとなく生きた今日は,昨日死んでいった人たちがどうしても生きたかった大切な明日」。必死に今を生きる事の格好良さが伝わる本であった。