シンリード@理系読書

理系大学院生による書評と読書感想文

【書評】「人を動かす」D・カーネギー まずはこれ読まないと始まらない!

「人を動かす」 D・カーネギー

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版

この本は,私がとりあえずという気持ちで一番最初に読んだ本です。

 

【本書内容】

 本書では,「人を動かす」ために,人間はどういう時に動こうと思うのかを明確に捉え,そのためにどう行動するのが良いかについて様々な考えを示している。作者の考えは,多くの事例を用いて論じられており,たまに大袈裟に感じる部分もあるが,十分に説得力があるものである。

 

【感想】

 本書を読んで私は,普段意識していなかった,自分の言動や行動により注意深くなった。本書では,人を動かすには,相手の心に強い欲求を起こさせることが重要であり,自分の欲を言っても人は動かないと示されている。私は,大学に通いながら塾講師というアルバイトをしているが,この言葉には共感を得た。確かに,これをやってくれと言っても人は中々やってくれないし,やったとしても快くやっている訳ではない。相手に強い欲求を起こさせるためには,相手の立場になって欲しているものを理解する事,相手に重要感を与えることが重要である,と本書で述べられている。私は,これまで人に何かしてもらいたい時には,やや命令よりになっていた事があるかもしれないと気付かされた。また,議論で負かしても相手の意見は変わらないという言葉には非常に共感を覚え,多くの人がやりがちではないのかと感じた。今後は,自分から関心を寄せることや,議論や指摘はよく考えて行うことなど,本書の参考にできる部分は参考にしながら,相手と自分の両者が気持ちよくなるような関係を進めていこうと思えた。

 

満足度 ★★★★☆